競馬AI予想完全診断!回収率激高5サイト紹介

AI_image 回収率

近年見かけるケースが増えてきた「AIによる競馬予想」。果たしてこのAI予想は、どの程度的中するのか?回収できるのか?気になっている方も多いかと思います。

結論から言ってしまえば、高い回収率をキープしている競馬予想AIは存在します。競馬予想AIは、レースに関する膨大なデータをコンピューターに学習させ、人間の脳よりもはるかに処理速度の速いAIに情報処理をさせる予想方法。高回収率という結果を残していてもおかしくありません。

そこでこの記事では、高い回収率を誇るAIの競馬予想を公開しているブログやサイトをご紹介。直近の予想実績などから、その実力を紹介していきます。

さらにサイトごとの利用方法や、AI予想の上手な活用術もご紹介します。AI予想のデータを有効に活用し、回収率を上げていきましょう!

回収率の高いAI予想BEST5

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  • 多彩なAI予想を提供する【SPAIA】
  • 億り馬を達成した老舗競馬予想AI【ゆま牧場】
  • 推奨レースで高回収率【VUMA】
  • 東大卒のインテリが開発した【RINGO】
  • スポーツ紙が提供する最強AI【日刊スポーツ極ウマAI予想】

予想情報を公開している競馬予想AIは多数ありますが、その中でも的中率、回収率で信頼度が高いのがこの5つ。実際の的中実績からも信頼に足るAIであることは間違いなく、おすすめのAIとなります。

【回収率217.6%】SPAIA

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日本国内の最高学府である、東京大学と京都大学の競馬研究サークルと連携し開発された競馬予想AI「KAIBA」。このKAIBAの予想を見ることができるのが【SPAIA】です。

SPAIAの大きな特徴は豊富なAI予想を楽しめること。AI予想といっても、何をどの程度重視するのかで、その予想内容は大きく変わります。つまりAIの数だけ予想方法が存在するということになり、このSPAIAではそんなAI予想の多彩さも楽しむことができます

気になる回収率も各AI次第。そこで11月27日・28日の中央競馬開催における、17種類のAIの回収率を確認しておきましょう。

順位 AIの種類 的中率 回収率
1 馬リーディングAI 35.4% 217.6%
2 レースラップAI 33.3% 130.7%
3 調教重視AI 50.0% 126.8%
4 逃げ展開予想型AI 27.1% 111.3%
5 近走重視AI 22.9% 85.1%
6 パドック重視AI 43.8% 75.8%
7 KAIBA総合(的中率重視) 70.8% 71.7%
8 馬神AI 20.8% 70.4%
9 京大AI 22.9% 61.3%
10 KAIBA総合(回収率重視) 52.1% 57.3%
11 血統重視AI 39.6% 56.9%
12 佑也AI 25.0% 51.8%
13 差し展開予想型AI 25.0% 49.0%
14 東大AI 27.1% 44.7%
15 SPAIA AI 25.0% 38.9%
16 コース適正重視AI 14.6% 19.5%
17 万馬券狙いAI 2.1% 2.5%

※出典:SPAIA競馬「的中実績」

これだけ多彩なAIがありますので、自分の予想スタンスに近いAIを参考にするのもいいですし、その週の馬場状態や、レース出走馬に合わせて狙い分けるのもいいでしょう。

利用方法と料金

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SPAIAには無料会員コースからダイヤモンドコースまで4種類の会員コースがあります。まずはその料金を確認しておきましょう。

コース 月額料金 6ヶ月プラン 12ヶ月プラン
ダイヤモンドコース 7,000円 35,700円 67,200円
プラチナコース 2,530円 12,903円 24,288円
ゴールドコース 990円 5,049円 9,504円
無料会員 0円

※出典:SPAIA競馬「有料コース紹介」
※料金はすべて税込み

コースごとに提供されるサービスに違いがありますが、特にAI予想に関する部分を抜粋してご紹介しましょう。

コース 閲覧できるAI予想
ダイヤモンドコース すべてのAI予想
プラチナコース 調教AI・パドックAIを除くAI予想
ゴールドコース 4種類のAI予想のみ閲覧可能
無料コース AI予想は閲覧不可

※出典:SPAIA競馬「有料コース紹介」

SPAIAの威力を存分に堪能するのであれば、少なくともプラチナコース、できればダイヤモンドコースに加入するのがベスト。料金はそれなりに必要になりますが、その分回収率が高まるのであれば、大きな問題ではないでしょう。

【回収率101.7%】ゆま牧場

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競馬AI予想のゆま牧場の大きなポイントは、完全無料で情報を提供している点でしょう。その回収率も非常に安定しており、常に100%超えを達成している優秀なAIになります。

ゆま牧場のブログによると、2017年12月に完成したこの競馬予想AIは、2020年5月には早くも「億り馬」を達成。わずか3年で億を超える払い戻しを達成するという快挙を達成しています。

予想は中央に限らず平日の地方競馬も提供。地方競馬は全国の競馬場が対象で、10レース以降と重賞レースの予想が提供されます。

ではそんなゆま牧場の2021年の回収率実績を確認しておきましょう。

中央競馬回収率 地方競馬回収率
2021年1月 131.6% 121.5%
2021年2月 110.0% 132.8%
2021年3月 99.5% 102.0%
2021年4月 111.2% 101.6%
2021年5月 109.7% 115.6%
2021年6月 67.5% 106.3%
2021年7月 108.0% 111.0%
2021年8月 115.8% 117.8%
2021年9月 96.5% 100.0%
2021年10月 107.8% 105.9%
2021年11月 101.7% 118.0%

※出典:競馬AIゆま牧場「直近の成績」

時折100%を切ることはあるものの、安定してプラス収支をたたき出しているゆま牧場。この情報が無料で手に入るというのですから驚きです。

利用方法と料金


繰り返しになりますが、ゆま牧場の情報は完全無料で提供されます。提供はブログ、もしくはtwitter上で確認でき、どちらも同じ情報が提供されます

ただしここで問題なのが提供されるタイミング。各レースの情報が投稿されるのは、各レース出走の6分前と締め切りぎりぎりになります。また提供されるのはAIが判断した指数上位の馬買い目が提供されるわけではありませんので、活用の仕方が問題となります。

理想はあらかじめ予想を終えておき、ゆま牧場の情報が公開されたら確認。自分の予想に付け足すか付け足さないかをその場ですぐに判断して馬券購入という流れでしょう。

ある程度ゆっくり馬券が買える状況で、ぜひ利用したいブログといえます。

【回収率102%】VUMA

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中央競馬の全レースを予想し、買い目まで提供しているのがVUMA。AI自体は的中率を重視して設計されていますが、同時に回収率を残せるようにも調整されており、的中が多く、ある程度の回収率も期待できるという優秀なAIになります。

予想の提供は基本的に有料ですが、毎週1レース限定で無料提供も行っており、無料提供でその実力を確認してから有料コースに申し込めるというのもありがたいサービスになっています。

この記事を書いている直近の開催となる、2021年12月4日・5日の的中実績を確認しておきましょう。

日付 開催 的中レース数 購入総額 払戻総額
12月4日 中山開催 3レース 119,600円 122,160円
阪神開催 6レース 85,600円 197,150円
中京開催 3レース 113,100円 38,400円
12月5日 中山開催 6レース 102,700円 147,970円
阪神開催 2レース 98,800円 18,950円
中京開催 5レース 97,400円 90,530円

※出典:AI競馬 VUMA「レース一覧」

多少成績にムラがあるように感じるかもしれませんが、回収率は100%。達成が難しいといわれている回収率100%をしっかり達成しており、優秀な予想といえるでしょう。

利用方法と料金

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VUMAは基本的には有料サービスとなっており、有料会員は2種類あります。まずは各会員の料金を紹介しておきましょう。

コース 料金※すべて税込
スーパープレミアムコース 月額3,278円
プレミアムコース 月額1,078円
無料会員コース 0円

※出典:AI競馬 VUMA「AI競馬 VUMAとは」

さらにコースごとのサービスの違いを紹介しておきましょう。

スーパープレミアム プレミアム 無料会員
閲覧可能な予想 全レース 全レース 1レース/週
推奨レースの提供 × ×

※出典:AI競馬 VUMA「AI競馬 VUMAとは」

VUMAではより自信のあるレースを「推奨レース」として提供しています。この推奨レースを見ることができるのがスーパープレミアムの特権。プレミアムは全レースの予想を見ることができますが、どのレースが推奨レースかはわかりません。

無料会員は基本的にその週でもっとも大きな重賞レースの予想1レースのみ。AI予想を満喫するのであれば、やはり有料会員がおすすめですが、その前に無料会員でその実力を確認しておくといいでしょう。

【回収率94%】RINGO

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東京大学出身の2人組が開発した競馬予想AI「RINGO」。中央競馬のみならず、地方競馬の予想も行っており、より幅広い競馬ファンに対応しているAI予想となります。

予想は基本的に全レースで実施。提供されるのはAIが弾き出した指数の順位と買い目。さらに自信度の高いレースを「推奨レース」として提供しています。

RINGOが公開している回収率は、この推奨レースにおける回収率。より的中可能性が高いレースを厳選して勝負していることが分かります。

推奨レースの直近1年の回収率をまとめてみました。

主催 的中率 回収率
船橋競馬場 43% 128%
水沢競馬場 36% 113%
笠松競馬場 58% 106%
高知競馬場 62% 104%
川崎競馬場 37% 94%
JRA 19% 93%
門別競馬場 50% 82%
浦和競馬場 37% 79%
金沢競馬場 64% 78%
名古屋競馬場 49% 78%
園田競馬場 47% 77%
姫路競馬場 44% 76%
盛岡競馬場 46% 74%
帯広競馬場 47% 72%
佐賀競馬場 46% 69%

※出典:RINGO

競馬の回収率の平均は約75%。ほとんどの競馬場でこの平均値をクリアし、さらに100%を超えている競馬場もある優秀な実績を残しています。

利用方法と料金

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RINGOには無料会員と有料会員があります。有料会員は中央競馬版、地方競馬版がそれぞれ月額910円(税込)となっています。

有料会員となると、RINGOが算出した指数に加え、各レースの買い目、推奨レースの情報を受けることができます。無料会員の場合は、開催競馬場の11Rのみ情報提供。この情報もRINGOの算出した指数のみの提供となり、買い目の提供はありません。

まずは無料会員となり情報の精度を確認し、納得の上で有料会員に登録するのがおすすめです。

【回収率92.3%】日刊スポーツ極ウマAI予想

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多くのスポーツ新聞や競馬新聞も、AI予想を公開するようになりました。その中でも回収率という点で注目したいのが日刊スポーツの提供しているAI予想です。

競馬予想AI開発で有名な会社とタッグを組み、的中率重視のAIと配当重視のAIを組み合わせたハイブリッド予想で結果を残しています。

提供されるのは単勝・複勝で狙える「単複馬」と馬連数点の買い目。提供は前日予想と直前予想で行われます。今回は直近の実績として12月4日・5日の直前予想の結果を確認してみましょう。

日付 開催 的中数 購入総額 払戻総額
12月4日 中山開催 13 7,600円 7,970円
阪神開催 25 8,700円 11,000円
中京開催 7 7,500円 3,520円
12月5日 中山開催 13 8,200円 8,120円
阪神開催 16 8,600円 6,000円
中京開催 15 8,100円 8,360円

※出典:日刊スポーツ極ウマプレミアム「過去の予想」

すべてトータルした回収率が92.3%。安定した的中と、時折見せる中穴的中が高い回収率の理由といえるでしょう。

利用方法と料金

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極ウマプレミアムは、無料でもある程度は楽しめますが、有料会員になることでより多くのサービスを受けることができます。有料会員の会費は以下の通りとなっています。

1ヶ月コース 880円
3ヶ月コース 2,580円
6ヶ月コース 4,800円
12ヶ月コース 8,800円

※出典:日刊スポーツ極ウマプレミアム「会員登録の方法」
※すべて税込

AI予想に関して言うと、無料会員は開催1日につき1レースのみの提供ですが、有料会員は全レースの予想を楽しめます

さらに有料会員しか読めないコラムや、予想ブログなども充実しており、有料会員になることでこのコンテンツを十分に楽しめるようになっています。

AI予想の基本的な仕組み

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ここで、競馬予想AIの基本的な仕組みをご紹介しておきましょう。AIはどのように開発され、そのように運用されているか。これが分かれば、中には自分でも組み上げることができるという方もいるかもしれません。

競馬予想AIの形に正解はなく、何をどの程度重視するかなどに個人差が出ます。そのため同じAI予想でも結果に大きな差が出るということに。自分なりのオリジナルを作りたいという方は、もちろんコンピューターの知識は必要になりますが、挑戦してみても面白いかもしれません。

膨大なデータを学ばせる

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※出典:JRA-VAN TARGET

まず重要なことが過去のデータをどれだけ集め、どれだけAIに詰め込めるかです。過去のレース結果、出走馬の年齢、性別、血統、ローテーションなどはもちろん、テンの3Fタイムや馬場状態、天候に上がり3Fのタイムなど、ありとあらゆるデータが必要になります。

データ自体は、例えばJRA-VANのターゲットなどで収集できますので、これをAIに覚えさせることになります。

好走が予想される馬をピックアップ

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続いて行われるレース条件で、好走が期待できる馬をピックアップするようにします。多くの競馬予想AIは、この好走が期待できる馬を公開し提供しているということになります。

とはいえ競馬予想AIの仕事はこれで完了ではありません。ここからさらに回収率を高めるために働くことになります。

最新オッズから期待値の高い馬券を購入

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競馬予想AIは、基本的に締め切り直前に自動で馬券を購入するように設計されています。なぜそうなるのか。それは、実際のオッズを読み込み、より回収率を高める期待値が高い馬券を選んで購入するためです。

つまり競馬予想AIの本当の予想は、締め切り直前にAIが購入した後にしか知ることはできないということに。ブログやサイトで公開されている競馬予想AIの回収率が、思っているより高くないというのは、この直前のオッズを加味した調整がかかっていないからです。

上で紹介した「競馬AIゆま牧場」の場合、情報提供はレース出走の6分前、しかも買い目提供なしとなっています。

これは、これからゆま牧場という名のAIが、これらピックアップした馬を組み合わせた馬券から、期待値の高いものを選んで購入します。という状態を提供しているということになります。

公開している予想と実際の回収率は違う

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つまり実際に競馬予想AIが馬券を購入していると考えると、公開されている情報以上に回収率の高い買い方をしているということ。そしてその買い方は、我々読者はもちろん、開発者すら買った後にしか確認できないということになります。

こう考えると、完全ではない状態でも、回収率の平均値といわれている75%以上をたたき出す競馬予想AIは、相当優秀なAIということになります。

競馬予想AIの実力を自分のために堪能したいという方は、自分で開発するしかないということを覚えておきましょう。

まとめ

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競馬予想AIの中には、まだ不完全な予想であっても、回収率の平均値を超える成績をたたき出すものがあります。この記事で紹介した5つのAIは、その中でも特に優秀なAIですので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。